junkyard

ある昼休み、通りすがりの少し気になる先輩（胸が大きい）の落とした一枚のカード。 そこに記された一つの二次元バーコード、それは学園内で流通する新たな暗号通貨の鍵だった。 平穏無事を心がけている俺だったが、事件の展開は俺の思惑を超えて走り出していた。 少子化に伴う統廃合で、逆に巨大化した学園都市。生徒数は数万。遠方出身の生徒は寮生となり、その周辺には必然的に経済圏が生まれていた。 その中で流通する雑多な暗号通貨。 それらをコントロールすべく、暗躍する生徒会財務局保安部。 対抗すべく暗躍する地下組織。 怒濤のごとく流れる状況の中で、「俺」は何を選択するのか。 PDF版：A5 28ページ（表紙カラー、本文モノクロ） EPUB版（表紙カラー、本文モノクロ） 表紙：村山慶